シンプルにわかりやすく解説いたします!
投資に回せる金額を割り出すには、まずご自身の資産状況や価値観、どういう人生にしたいか、何を目標にしているのか、を考える必要があります。
そのためには、ライフプラン表を作成すると良いでしょう。
この記事では、ライフプラン表の作成方法をシンプルにわかりやすく解説いたします。
ライフプランとは?
ライフプラン(ライフプランニング)とは、「自分の人生を設計すること」を意味する言葉です。
ライフプラン表は、自分の将来のライフイベントやキャッシュフローを整理し、将来に向けた計画を立てるためのツールです。
ライフプラン表の作成までのステップ
- ライフイベントの洗い出し
- ライフイベントごとの時期と費用の見積もり
- 現在の資産と収入の整理
- ライフプラン表の作成
1.ライフイベントの洗い出し
人生で重要なイベントを洗い出しましょう。
例えば、結婚、子どもの教育、住宅購入、退職などが考えられます。
2.ライフイベントごとの時期と費用の見積もり
各ライフイベントが発生する時期とその際に必要な費用を見積もります。
これには現時点でかかるコストや物価のインフレ率を考慮する必要があります。
3.現在の資産と収入の整理
現在の貯蓄額、投資額、収入額をリストアップし、将来必要になる資金に対して、いくら足りなくなるのか、足りそうなのかを把握します。
4.ライフプラン表の作成
ライフイベントを時間軸に並べ、各イベントごとに必要な資金とそのための貯蓄や投資計画を立てます。
ライフプラン表を作ったあとに取るべき行動
- 貯蓄と投資の計画
- 保険の検討
- リバランスと見直し
- 専門家との相談
1.貯蓄と投資の計画
ライフプラン表に基づき、各ライフイベントに向けて適切な貯蓄と投資を始めます。これにはリスク許容度やリターンの見込みを考慮します。
2.保険の検討
お子様がいらっしゃるご家庭は、掛け捨ての保険(収入保証型の保険)を検討し、リスク軽減いたしましょう。
3.リバランスと見直し
経済状況やライフステージの変化に応じて、定期的にライフプラン表を見直し、資産配分のリバランスや計画の調整を行います。
4.専門家との相談
複雑な財務計画や投資戦略をご自身で立てることが難しい場合は、ファイナンシャルプランナーや税理士などの専門家に相談することも一つの方法です。
無料で行なっているFP(ファイナンシャルプランナー)相談は、保険の勧誘であることがほとんどで、本来の目的であるライフプラン表の作成をしてもらえないことが多いです。くれぐれもご注意ください。
最後に
ライフプラン表は、将来の不安を軽減し、自分の人生を自分でコントロールするための貴重なツールです。
時間をかけてじっくりと作成し、必要に応じて修正・調整を行いながら、自分の理想の未来を実現するための道筋を描いていきましょう。
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