シンプルにわかりやすく解説いたします!
2024年1月から新NISAが始まりました。新NISAでどうなったのか、詳しくはこちらを見ていただけたらと思いますが、旧NISAで購入した株式や投資信託は、そのままで良いのか、一旦売却して新NISAで買い直すべきか、悩んでおられる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方に、ファイナンシャルプランナーしんぷるが、シンプルにわかりやすく解説いたします。
買い直すべきかどうかを検討するためのポイント
point1. ご自身の資産、家計状況はどうなっていますか?
新NISAでは、18歳以上の方1人につき生涯非課税枠が1,800万円まであります。(成長投資枠240万円/年、つみたて投資枠120万円/年あわせて、年間 360万円まで)
この枠が埋められるぐらいの資産をお持ちの場合は、旧NISA枠で買ったものをわざわざ買い直す必要はないかと思います。(ただし、優良な商品を買っていた場合)
この先、なかなか新NISA枠を埋められそうにない場合は、旧NISA枠の商品を売却し、買い直すのも一つの手段です。
買い直すどうかのポイントの一つとして、ご自身の資産状況、家計状況がどうなっているか、があります。リスク許容度はそれぞれ違いますので、家計管理をしてご自身の許容度を見極めましょう。
pont2. 手数料や手続きの負担を考えてみましょう
- 旧NISA口座に入っている商品を売却する際の手数料はどれくらいになりますか?
- 新NISA口座で買い直す際の負担はどれくらいになりますか?
旧NISAから新NISAに資金を移動する場合、手数料や手続きが発生することがあります。これらの負担を考慮して、税制のメリットとのバランスを取る必要があります。
pont3. 投資戦略の見直しをしてみましょう
旧NISAから新NISAの口座に資金を移動する際には、投資戦略やポートフォリオの見直しを行う機会でもあります。投資目標やリスク許容度に合わせて、新たな投資商品や資産クラスに分散投資するのも良いかもしれません。
新NISAに移管するのかどうかを考える際に、そのまま移すのか、新たな商品を組み入れるのか、一度ポートフォリオを組んでみてから判断するのも良いでしょう。
まとめ
“旧NISAで買っていたものを新NISAで買い直すべきか”、それを検討するにあたって、今回3つのポイントをご紹介いたしました。
point1. ご自身の資産、家計状況はどうなっていますか?
point2. 手数料や手続きの負担を考えてみましょう
point3. 投資戦略の見直しをしてみましょう
ご自身のリスク許容度を把握して、買い直すべきかどうかを判断していただけますと幸いです。
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